ゆるり中国 転職日記

2019年4月から中国に来て、20年12月から深センでデザイナーとして働いています!

海外に転職して感じた「リアル」なメリット/デメリット 3選【ランキング】

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私は中国に来て2年半が経過しました。 それまでは福岡、東京で働いていましたが、現在はその時とは違った幸福度が上がった気がしています。

でもそれとは別の、海外で働くことのデメリットも見えてきました。

今回はそんな生活の中で感じた3点を、ランキング形式でご紹介しようと思います。

はじめに

私は日本でグラフィックデザイナーとして、5年働いていました。 出張で中国に来る機会が多かったことから興味を持ち、2019年に中国に転職しました。

中国での最初の1年半は日系の工場で働き、現在は中国国内で転職して、深センでグラフィックデザイナーの仕事をしています。

現在の勤め先も日系企業ですが、深セン事務所で日本人は私だけです。 組織はアメリカ企業の経験者が多く、外資系企業の様な風土があります。

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【メリット3位】疲れる飲み会がなくなった

日本で働いていた際も、私の職場環境は飲み会の少ない会社でした。 ですがそれでも、年に数回、歓迎会や忘年会などで集まる機会がありました。

日程が近づいてくると、社員みんなが憂鬱になっていましたし、席順のくじは運命をかけて引いていました。笑

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そういった組織としての交流も必要だとは思いますが、好きでもない上司と一緒にいるのは全然楽しくありません。

今の会社で働き始めてから、このような飲み会から開放されました。 中国人の同僚は、退勤後は個人の時間として、あまり会社の関連行事には積極的ではない感じがします。

とはいえ...これは海外にいても、務める職場によって違うかもしれません。

以前勤めた日系企業は、社内では日本と全く同じ状況でしたので、 定期的に面倒な飲み会がありました...。

でも、海外に出ると事で、そういった日本には少ない風土の会社に務められる確率が上がるというのは、大きなメリットだと思います。

【メリット2位】職場環境が改善、良い意味でユルく

日本では残業が多く、ひどい時期は深夜2時まで会社にいることは日常的でした。

後半で改善してきましたが、それでも終電で帰る日が多かったです。

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現在の会社では、キャパ以上の業務量は断れる雰囲気があります。 これは素晴らしいことで、以前の会社のように無理に押し付けられません。 難しいときは難しいと伝え、どうしたらタスクを解決できるかを話し合います。

更に、ちゃんと労働時間8時間を基準に、業務量をコントロールしています。

なので終業後の定時ダッシュも当たり前です。

日本の会社なら定時には帰りづらく、様子伺いながら残業という事も、あると思います。

その点、中国人の同僚たちは、全く気にしていません。

もちろん忙しいときは多少の残業が必要ですが、それでも全然、許容できる範囲です。

また、外資系企業のような社風のため、業務に支障がなければ、 都合によって業務時間をずらしたり、少々の外出も問題ありません。

かなりフレキシブルな働き方ができるようになりました。

【メリット1位】語学力が超向上した

海外にいると、まず何よりも語学力の向上という目標ができると思います。

毎日外国人と接する中で、自分の発音が伝わらなかったり、自分の伝えたい内容が思うように話せなかったりすると、もっと勉強が必要だな、とそう感じます。

私は中国転職が決まった2ヶ月前から、中国語を勉強し始めました。

それまでは本当に、ニーハオ、シィエシィエくらいしか知りませんでした。

(いま思うと、全く話せないのによく海外転職が決まりましたね...)

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それから毎日少しずつ勉強することで、2年半後の今では、同僚と中国語オンリーでコミュニケーションして、仕事が進められるようになりました。

最近ではサプライヤーとも直接連絡する機会も増え、自分のレベルアップ具合を感じられました。

もしまだ日本に居たら、自分の性格上、絶対に語学力が伸びることはなかったと断言できます。

複雑な話はまだまだ難しいですが、2年あればゼロからここまで、自分のスキルを伸ばせたということは、何より環境の影響だと思います。

日本でコツコツ勉強できれば良いのですが、やはり毎日生活の中を外国語漬けにできるのは、海外に住むことが一番だなと感じました。

【デメリット3位】食事が口に合わない

ここからはデメリットを紹介します。

日本で25年以上培った味覚はなかなか、すぐには現地に合わせられません。

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食事は毎日欠かさず3食必要ですが、口に合う食べ物がなければ、何を食べるか毎日の悩みになります。

中国の私が住む広東省は、広東料理が有名ですが、味付けが個人的に好みに合いませんでした。 なんだか薬膳の様な、八角など独特の調味料が使われていて、最初はかなり苦労しました。

今ではだいぶ慣れてきて、美味しく食べられるようにコツを掴んできましたが、積極的ではありません。

もし中国の中華料理が、餃子の王将みたいな感じだったら、最高なんですけどね...。

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特に海外生活が日常となった今では、新しい料理に挑戦するエネルギーがだいぶ減りました。

中国に住み始めた頃は、色々と挑戦してみる事も楽しかったです。 初めて食べる料理を写真に撮って、これやべぇ!ザリガニ食べるの!?とか。

今では仕事帰りに、チャーハン、サイゼリヤマクドナルド、小炒肉饭、兰州拉面、卤肉饭、石焼ビビンバなど。 味を知っているものばかりで、レパートリーが少なく、ループしています。。

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以前、日系の工場で働いた頃の先輩や上司は年配者が多く、毎晩のように日本料理屋に通っている人が多くいました。

特に年を取ると、現地の食習慣に合わせることはとても難しいようです。

【デメリット2位】緊急事態に対応が難しい、信頼できる人が必要

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今回のコロナウイルスで痛感しました。 海外で、たった1人の力で生きていくのはほぼ不可能ではないかと思います。

日本であれば、全て自分で考えて、情報を集めて、対応できます。

ですが海外にいると、言葉の壁や情報ルートの不足、対応方法が分からないなど、いろいろな問題が発生すると思います。

それを補うために、親しい友人であったり、信頼できる会社の同僚など、頼れる人が必要だと思います。

今回もコロナに関しては、深圳や東莞政府の対応も色々と変わりました。 このような旬の情報は、追いかけるのがかなり大変です。

私の場合は彼女が中国人なので、今回のコロナ対応や、国内転職ではかなり助けてもらいました。

もし彼女がいなければ、このコロナ禍でうまく対応できた気もしないですし、ワクチン接種、集団PCR検査の参加など、初めての事はかなり外国人には難しいと思います。

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きっとこれからも、沢山の問題が出てくると思います。例えば大災害の発生、国家の崩壊、最悪は世界情勢の悪化で戦争が始まったりなど。

これは海外で働く上で大きな不安事項だと思います。

【デメリット1位】日本の友達、家族に会えなくなった

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日本にいるときは仲のいい友達で仕事終わりにオールでカラオケ行ったり、昼から焼肉とビール行ったり、それなりに楽しい日々でした。

でも海外に来ると気軽に会えなくなりますし、なんだか少々、疎遠になってしまいました。

中国でも色々と知り合いが増え、良い関係性も築いて来れましたが、それが日本の友達に置き換わるわけではありません。

また家族も同じです。

特に現在はコロナの影響で、日本に帰国しても14日間の隔離が必要です。

もし兄弟や親戚が結婚するとなっても、隔離期間を含めた休みの申請は、勤め先によってなかなか難しいと思います。

急病があってもすぐ病院に見舞いに行けませんし、もし最悪の場合、不幸があった場合は、葬式に参列できない可能性が高いです。

海外という遠い場所で働くことを選択できるのは、家族の健康状態も大きな影響がありそうです。

最後に

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以上、私が感じたメリットとデメリットでした。

海外で働くには、やはりそれなりのリスクが伴います。

ですが私は、それを上回るメリットとして、全く新しい体験ができて、自分の人生に蓄積されていく、という事は、絶対にお金では変えない貴重なことだと思います。

この記事が、皆さんの運命を大きく変える決断として、一つの参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!