こんにちは!日本と中国の戦争の歴史によって、日本人のことを良く思っていない中国人も大勢いらっしゃいます。
それに関し、私は中国で生活する中で、プレッシャーを感じたことはあまり多くありません。
ですが先日、子どもたちを通じて日本人への捉え方を感じた機会がありましたので、ご紹介します。
知人の中国人一家と公園に出かけました。お子さんは7歳の双子と4歳です。3人で指で銃を作って、撃ち合い?みたいに遊んでいました。
その中で『日本人は?日本人どこ!?』と話していました。
これは別に私を探していたわけではなく、そもそも私が日本人だということも子どもたちは意識していなかったようです。
中国では戦争ドラマのカテゴリーとして、旧日本軍との戦争を描いた作品も多いです。それは中国のテレビで多く放送されているので、きっとそのマネをしているんだな~と思っていました。
ですが後になって、知人に詳細を聞くことができました。それは、「照」という漢字の覚え方の一つに、日本人に関連するものがあるそうです。
日本人がナイフを取り、1人を殺して、血が点々と付いた。
一个日本人,拿了一把刀,杀了一口人,滴了四滴血。
※引用元
「照」の日は日本人です。刀、は刃物ですね。口は一人です。中国語では口も人の意味があります。部首の“れっか”は血が点々と付いたことを表しています。
日本でも漢字を覚えるときに、当てて覚えることありますよね。それと同じでした。(私は、ブーンと飛ぶ蚊、と教わったのが脳に刻まれています。笑)
ちなみに知人もこの覚え方は、小さいころに聞いたことがあると話していました。知人の出身は広東省ではなく湖北省なので、国中で割と広く知られている事なのかもしれません。
子どもたちはそのことを話していたということでした。
得に、子どもたちは日本人に対して特別な感情を持っているわけでもなく、単にその「覚え方」だけで覚えていたということでした。
まだ小さいので、歴史のことや、そもそも日本人のことも良くわかっていません。
後日この話を知人としていた時は、ほんの少し空気が悪くなりましたね。。
私はこの方面の歴史に詳しいわけではないので、意見を述べることはしませんでしたが、残酷な表現で子どもたちが漢字を覚えていること自体は、残念な気がしました。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!