こんにちは!みなろうです。世界中で感染が広がっている新型コロナウイルス「COVID-19」ですが、私の住んでいる東莞市では、店内飲食が制限されています。その代わりに、持ち帰り(打包:ダーパオ)での営業を行っています。
客と店員、客と客同士の接触を減らすため、店舗の取り組みをご紹介します。
平常時も中国の飲食店では持ち帰りサービスが一般的です。なので店舗には、持ち帰り用の容器が常備されています。
最初から持ち帰りで注文もできますし、店内飲食後に食べきれなかった分を持ち帰ることも可能です。
持ち帰りを選択すると、容器費用1〜2元程度が上乗せされることもあります。
実際の注文の様子
まず、店舗に行くと…
店のテーブルをバリケードのように使っています。ティッシュや消毒液、そして花も飾ってあります。なんだか少し、気持ちも明るくなりますね〜!^^
この店はファミリー運営みたいなので、普段から温かい雰囲気があります。
客はここでメニューを見て注文する仕組みです。注文方法は2つ。
1つは大声で叫ぶ!笑 奥で忙しそうにしている厨房に向けて注文します。決済時はQRコードを読み取り、Wechatペイやアリペイで支払います。
もう1つはQRコードを読み取り、モバイルオーダーを行います。


注文後はそのまま決済画面まで進むことができるので、とても便利です。
これも中国では、平常時から同じシステムが使用されています。席ごとにQRコードが設置されているので、それを読み取って自分の食べたいものを注文できます。なので中国語が分からなくても、ゆっくり落ち着いてメニューを見ることができます。笑
他の店舗例
同様に持ち帰りのみで対応しています。


右の写真は中国で今大人気のカフェです。入り口のテーブルに並んだ商品は完成品で、客が取りに来るのを待っています。客は予め、アプリからオーダーと決済をして、その後に引き取りに来ています。もちろん店頭のQRコードをスキャンして、その場で注文も可能です。
【最後に】中国のモバイル決済サービスは、便利で合理的


平常時からモバイル注文・決済は便利だと思っていましたが、今回のような非常事態にも、その性能が存分に発揮されていました。店員と客が接触する機会も減りますし、現金経由でウイルスを渡してしまう危険性も減ります。
とにかく、早く収束して通常の生活に戻れるように祈るばかりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!